【書評】『働き方5.0』(落合陽一) を要約【ポストコロナの考え方】

書評

・働き方5.0という本に興味がある

・買ってみたいけど失敗したらイヤ

・読んだけど簡単に要約してほしい

そんな声にお応えします。

コロナによって社会の前提がすべて変わった。
我々の「働き方」が大変革を迫られ、ますますコンピュータやAIが進化する中、私たちは「人間がやるべき仕事とは何か」という命題に直面している・・

これは本書「働き方5.0」のそでに書かれている紹介文です。

本書を読み、自身の働き方や時代性を改めて考える必要があると感じました。

今回は「働き方5.0」を読んだそのレビューと今後の働き方について一緒に考えていきたいと思います。

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本の概要

働き方5.0

まずは簡単に本書の著者と概要について紹介させていただきます。

著者:落合陽一さんについて

筆者の落合陽一さんの略歴を簡単に紹介します。

・Pixie Dust Technologies CEO

・筑波大学学長補佐・助教。デジタルネイチャー研究室主宰

・デジタルハリウッド大学 客員教授

・一般社団法人xDiversity 理事

これだけでは足りないほど落合陽一さんは肩書があります。

 

落合陽一さんの「2030年の世界地図帳」も記事を書いていますのでよかったらどうぞ。

本書の目次

本書の目次は下記の通りとなっております。

本書の目次

プロローグ:「魔法をかける人」になるか、「魔法をかけられる人」になるか

第一章:人はやがてロボットとして生きる?

第二章:今を戦うために知るべき「時代性」

第三章:「天才」ではない、「変態」だ

エピローグ:エジソンはメディアアーティストだと思う

今回は本書のプロローグから第二章までの話をまとめていきたいと思います。

コロナウイルスの影響で日本はどう変わったのか

働き方5.0

コロナウイルス騒動で日本の働き方は大きく変わりました。

感染拡大が落ち着いたらコロナ前と同じような社会に戻るなんて考えている人はほとんどいないと思います。

我々は社会に対する見方を少し変えなければいけない時代になってきました。

働き方5.0の時代へ

新しい生活様式が紹介されるほど日本の生活様式はガラッと変わりましたね。

それに伴って働き方も変わりました。

コロナ後に変化した働き方

✔時間をずらすフレックス勤務

✔接触を避けるリモートワーク

落合陽一さんはこの新たな働き方フェーズを「働き方5.0」の時代と呼んでいます。

「働き方5.0」の時代 = AIやロボットが幅広い分野で進化し、人間と共に働いていく時代

人間社会は長い歴史を通じていくつかの社会変遷を辿ってきましたが、今後は人間とシステムが複雑に相互作用しながら社会を形作っていく世界になったということです。

今までのフェーズ(参考)
  • 狩猟社会(1.0)
  • 農耕社会(2.0)
  • 工業社会(3.0)
  • 情報社会(4.0)

人間がやるべきことは何なのか

働き方5.0ではすでにシステム取って代わられた人間の仕事もたくさんあります。

●ウーバー・イーツによる注文・決済自動化

●RPAによる定期的なデスクワーク

今まで人間が行っていたものがすでにAIの作業領域になりつつあります。

そのため、我々はシステムには苦手で人間にしかできない仕事を考える思考の変換が必要になってきます。

人間がやるべき仕事

✔物珍しい仕事(新奇性)

✔独創性のある仕事(オリジナリティ)

AIが仕事を奪うという恐怖に怯えているのではなく、人間のいいところとシステムのいいところをどのように組み合わせて社会を作っていくのかが大切になってきます。

だからこそ、「情報の整理術」「名刺の整理術」などコンピューターに取って代わられるであろうスキルを磨いても意味がないのです。

どういう人材になるべきか

働き方5.0

今後AIに取って代わられないためにどういう人材になるべきなのでしょうか。

「新奇性」「オリジナリティ」のある仕事と言われてもピンときませんよね。

本書ではこの時代を生き抜くためにクリエイティブクラスになれと言っています。

クリエイティブ・クラスとは

クリエイティブ・クラスとはどういった人材なのでしょうか。

簡単に言いますと「創造的専門性を持った知的労働者」のことです。

まとめ過ぎて余計わからなくなってしまった。。

本書ではクリエイティブ・クラスの方々は知的な独占的リソースがあるオリジナリティな人材と説明しています。

つまり

  • 誰も盗むことのない知識
  • 唯一無二の知識

を持っている人材がクリエイティブ・クラスということになります。

今まではブルーカラーやホワイトカラーといった2つのクラスに分類されていましたが、その分類は意味がないのかもしれません。

なぜならホワイトカラーの上位にクリエイティブ・クラスが位置しているからです。

クリエイティブ・クラスにはロールモデルが存在しない

クリエイティブ・クラスをイメージするのはかなり困難と言えます。

なぜならにクリエイティブ・クラスは唯一無二の存在であって、目指したところで「もどき」で終わってしまうからです。

たしかに、なれてしまうと唯一無二ではなくなってしまうかもしれませんね。。

例えばアップルの創業者スティーブ・ジョブスは間違いなくクリエイティブ・クラスと言えます。

しかし、彼を目指しても「もどき」で終わってしまうため、あまり意味がないでしょう。

だからこそ我々は「誰か」を目指すのではなく「何者か」を目指すことが大事なのです。

クリエイティブクラスになるためには

クリエイティブ・クラスの特徴としては以下の通り説明されています。

クリエイティブ・クラスの特徴

✔誰も気づかなかった問題がそこにあることを発見する

✔勉強は次のステップへ進むための大前提

✔勉強と研究の違いを把握する

✔教科書を書けるくらいの専門性の持ち主

難しい特徴が並んでますよね。

これくらいでなければ今の時代では大成功を収めることができないということを表しています。

ですが、大事なのは成功している方たちが「なぜ、今の時代に価値を持っているのか」を考えることです。

生きるために知っておくべき「時代性」

オンリーワンでナンバーワンになる

誰もやらないことをやれば「オンリーワン」にはなれるからです。

例えば

  • コンピュータの時代に石器を作る
  • ダイエット本が売れている時に太り方の本を売る

と言えば「オンリーワン」にはなれるかもしれません。

しかし、その「オンリーワン」が今の時代に何の価値があるかを説明するロジックが必要になってきます。

・みんながやってないから

・同じものばかりだと飽きるから

という説明でも多少の説得力はありますが、「誰でも思いつくもの」であるため、結局は「オンリーワン」にはなれません。

そのロジックですら誰にも真似されないオリジナルなものでなければいけないということです。

5つの問いを自らに投げかける

クリエイティブ・クラスかつオンリーワンになるためには「何者か」になる必要があることは説明しましたね。

では何の専門性を身に付けるのか、どういった進路に進むのかを決める上で重要なのが5つの問いです。

それによって誰が幸せになるのか

なぜ、いまその問題なのか。なぜ先人たちはそれができなかったのか。

過去の何を受け継いでそのアイディアに達したのか。

どこに行けばそれができるか。

実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか。

この5つの問いにまともに答えることができればそのテーマには価値があります。

説明できるということは有用性を言語化できるということに繋がるため他人にも共有可能な価値になる可能性があります。

プラットフォームを抜け出る思考体力を備える

今後、我々は考え続けなければコンピュータのもたらすプラットフォームでロボットのように使われてしまいます。

その対策として必要なのが「思考体力」です。

思考体力とは

「コンピュータとは何か?」

「プラットフォームと何か?」

を考え、自分が何を解決し、プラットフォームの外側に出る方法を考え続けること力です。

思考体力を鍛えるにはネットや他人から得た情報を鵜呑みにするのではなく、自身の頭で考えることが大切です。

【書評】『働き方5.0』(落合陽一) を要約|まとめ

では最後にこの本のまとめです。

本書のまとめ
  • 今我々は働き方5.0の時代に突入した。
  • 生き抜くためにはクリエイティブ・クラスを目指す必要がある
  • テーマ選定をする際は5つの問いを投げかける
  • 思考体力を付けることが生き抜く手段でもある

本書は非常に内容がシンプルで例え話が多く用いられています。

ししとう
ししとう

あっという間に読み終わりました!

ですが、この本を語るには4,000文字ではまだまだ足りません。

ぜひ手にとって読んでみてください!

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