- エアコンと床暖房どっちを使うべきか悩んでいる
- 床暖房って効果的な使い方ってあるの?
- どちらのコストパフォーマンスが高いか知りたい
そんな声にお応えします。
賃貸契約をするとエアコンと床暖房両方が備え付けてある家ってありますよね。
そんな時どっちの方が電気代を節約できるのか悩むことってないでしょうか?
そこで今回はエアコンと床暖房どちらの電気代が安いのか、コストパフォーマンスが高いのかを解説します。
エアコンと床暖房はどっちが安いのか
エアコンと床暖房はどちらが安く使えるのでしょうか。
床暖房には2種類ある
床暖房は(ガス)温水式と電気ヒーター式の2種類に分類されます。
上記2種類に分類されるため、種類によっては床暖房代は電気代に含まれたり、ガス代に含まれたりします。
私の賃貸マンションはガス温水式のためガス代に含まれます。
実際に電気代・ガス代を計算してみた
では実際に床暖房に掛かる費用を計算してみましょう。
※同条件にするため、8畳間の部屋で8時間稼働させた場合の料金を比較します。
ガス温水式はガス代がかかってくるため以下計算式とします。
ガス料金=ガスの使用量(㎥)× 従量単価
一方、電気ヒータ式の床暖房とエアコンは電力を消費するため、電気代に掛かってきます。電気代を計算する際の計算式は以下の通りです。
電気料金=機器ごとの電力量(kW) × 使用時間(時間) × 単価(円)
ガス温水式の床暖房の場合
ガス温水式の床暖房の場合、東京ガスでガス代を試算していたため参考にさせてもらいます。
【ガス温水式の床暖房の場合】
立ち上がりから8時間運転した場合 約107円
試算条件:木造8畳1室、外気温7℃、フローリング仕上げで8時間運転した場合の当社試算例。
出典「東京ガス」
ガス料金は東京ガスの家庭用選択約款「暖らんぷらん」冬期料金B表、電気料金は東京電力エナジーパートナーの従量電灯B第二段料金の2020年2月時点の原料調整費込みの価格(消費税率10%)。但し、使用状況によりランニングコストは異なります。東京地区等における料金表を使用しています。
電気ヒータ式の床暖房の場合
次に電気ヒータ式の床暖房を求めます。先ほどの計算式に数値を当てはめてみると
【電気ヒータ式の床暖房の場合】
1.5(kW) × 8(時間) × 27円/時間 = 324円
※8畳の床暖房の消費電力は1500W
※1kWhあたりの電気代を27円として計算
となります。
エアコンの場合
先ほどと同様にエアコンの場合も計算式に当てはめてみると
【エアコンの場合】
0.6(kW) × 8(時間) × 27円/時間 = 126円
※8畳用のエアコンの消費電力は約500~650W
※1kWhあたりの電気代を27円として計算
3パターンの暖房器具を計算した結果、ガス温水式の床暖房が一番安いことが分かりましたね。
しかし、契約するプランによってはガス代が高くエアコンを利用する方が安い場合もあります。
今一度、現契約を再度確認していただく方がいいかと思います。
床暖房の節約方法3選
エアコンよりもわずかにガス温水式の床暖房が安いことが分かりましたが、契約内容によってはエアコンの方がお得な場合もありますよね。
しかし、床暖房のメリットを最大限生かしたく、何とか節約しながら床暖房を使いたい方もいるでしょう。
ここからは床暖房の節約方法について紹介します。節約方法としては以下の通り。
順に解説します。
少し早めに運転スイッチを切る
床暖房は切ってからすぐに床が冷えることはありません。座布団などを敷いていた場合はひっくり返すとまだまだ暖かく過ごせます。
そのため、外出や就寝の30分程前に電源を切ると、節電にもなりますし満足度も下がりません。
カーペットを敷かない
カーペットは冬の寒さ対策で置かれることが多いですね。
ですが、床を温める用途が被ってしまうカーペットと床暖房の相性は最悪です。
意外と相性が悪い点が多く、利用者に危険が及ぶ可能性もありますね。
カーペットは外せないという方は床暖房対応のカーペットに変えるかエアコンの方がいいかもしれません。
下の製品は私がおすすめしている3,000円弱で購入できる2畳用の床暖房対応カーペットです!
お得なプランに切り替える
東京ガスや大阪ガスではガス温水式の床暖房を利用している場合にガス料金を割り引く契約プランがあります。
支払金額を抑えたい場合は契約プランの見直しが一番効果があります。
ぜひ見直してみてください!
ちなみに私は大阪ガスのガス得プランを利用しており、電気代とガス代の合計で毎月2,000~4,000円程度に済んでいます。
コストパフォーマンスは床暖房がベスト
2種類の床暖房とエアコンを紹介しましたが、ガス温水式の床暖房が安く活用できることが分かりましたね。
床暖房は単純に安いという点だけでなく以下の特徴もあり、非常にコストパフォーマンスが高い暖房器具になっています。
※1頭寒足熱:頭部を涼しくし、足元を暖めること。
床暖房は健康面でも安心して使えるため、積極的に使っていきたいですね!
快適な住環境を作ろう
エアコンや床暖房を使うことで非常に快適に冬を過ごすことができます。
節約は大切ですが、生活の質が下がることはおすすめしません。
価値を最大限に生かしつつ、抑えるのが生活を充実させるコツだと思っているので、床暖房やエアコンは最大限有効活用していくべきですね。
この記事が少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
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