- 家計簿を付けたい
- 家計簿の項目ってどんな項目がおすすめなんだろう
- 初めてなのでできるだけシンプルな項目がいいな
そんな声にお応えします。
先日私は以下投稿をしました。
家計簿を付ける上では「項目選び」は重要な要素です。
しかし、項目は細かく分ければいいというものでもありません。
今回はこのツイートの内容を深堀して、家計簿初心者の方向けに家計簿を付けるおすすめの項目を紹介していきます。
家計簿を付ける目的を理解しよう
まず家計簿を付け始める前に付ける目的を理解する必要があります。
目的を把握することで
- どんな家計簿を作るべきか
- 次にすべき行動
が明らかになってきます。
では早速家計簿を付ける目的から考えていきましょう。
家計簿を付ける目的とは
私が家計簿を付けている目的は以下の通りです。
家計簿は「使ったものの記録」という見方が強いですが、記録しているだけではあまり意味がなく、自己満足要素が強いです。
細かく付けている必要はないですが、何のために付けているのかを理解して付けると継続するモチベーションにもなります。
他にも
- 総資産を知りたい
- 貯金額を知りたい
- 何かのためにメモっておきたい
などの目的で付ける人がいますね。
まずは目的を明確にすることが大切です!
家計簿をつけてからのサイクル
ではここからは家計簿を付けてからの私の行動を紹介します。
私が家計簿を付けながら回しているサイクルは以下の通りです。
このサイクルを回すことによって、定期的に見直しと修正を行うことができます。
実際に家計簿を付けていて以下の改善や発見に繋がりました。
サイクルの周期は人それぞれですが、「家計簿を付けるタイミング」、「見直しタイミング」などを自分の中で決めておくことも家計管理のポイントです。
家計簿の項目一覧とは
では実際に家計簿を付け始めるとしてどんな項目が適切なのでしょうか。
以下の3点を解説します。
家計簿の項目選びで大切なこと
家計簿は項目選びが大切です。
項目ごとに見直しをする前提で決めましょう。
- 外食は月によって変わってくるため外食と食費は分けよう
- 書籍代は特に分析しないため娯楽費に入れてしまおう
- 誕生日やクリスマスなどは他の項目と分けよう
など、項目を分けるにも目的は様々です。
自分の中で管理したいものから、順に決めていくのがおすすめです。
詳細は後の「項目の決め方について」で解説します。
家計簿項目一覧(一般的な項目)
家計簿で使われる一般的な項目を用意しました。
かなり細かく項目を書きましたが、これよりも細かくすることもできるかと思います。
ですが、重要なのは項目を分けて分析する必要があるかという点です。
大項目 | 小項目 | 内容 |
固定費 | 住居費 | 家賃や駐車場代等 |
水道光熱費 | 毎月の水道、ガス、電気代 | |
保険料 | 生命保険や医療保険等 | |
通信費 | スマホ、インターネット等 | |
食費 | 毎月の食費(外食費は除いたもの) | |
飲料水 | 毎月の飲料費(アルコールは除く) | |
変動費 | 外食費 | 外食費 |
酒 | アルコールの購入代(飲み会は交際費) | |
家電家具 | 家電家具の購入費 | |
被服 | 洋服や靴、下着やアクセサリー等 | |
交通費 | 電車やバス、ガソリン代等 | |
医療費 | 通院費や入院費、医薬品の購入費 | |
娯楽費 | 自身の趣味代 | |
教育費 | 子どもの学費や教材の購入費 | |
書籍 | 書籍の購入費 | |
旅行 | 宿泊費等 | |
理美容費 | 美容院や化粧品の購入費等 | |
日用品 | 石鹸、シャンプー、ティッシュ等 | |
たばこ | たばこの購入代 | |
交際費 | デートや飲み会代、友人・知人との遊び代等 | |
イベント | 特別な出費 | |
雑費 | 分類に困ったもの |
上記を参考に自分の家計管理に使う項目を選んでいただければと思います。
我が家の家計簿項目
では実際に私が家計簿で使っている項目を紹介します。
大項目 | 小項目 | 内容 |
固定費 | 住居費 | 家賃や駐車場代等 |
水道代 | – | |
ガス代 | – | |
電気代 | – | |
保険料 | 生命保険や医療保険等 | |
通信費 | スマホ、インターネット等 | |
食費 | 毎月の食費(外食費は除いたもの) | |
変動費 | 家電家具 | 家電家具の購入費 |
交通費 | 電車やバス、ガソリン代等 | |
医療費 | 通院費や入院費、医薬品の購入費 | |
被服 | 洋服や靴、下着やアクセサリー等 | |
理美容費 | 美容院や化粧品の購入費等 | |
医療費 | 通院費や入院費、医薬品の購入費 | |
娯楽費 | 自身の趣味代 | |
日用品 | 石鹸、シャンプー、ティッシュ等 | |
交際費 | デートや飲み会代、友人・知人との遊び代等 | |
イベント | 特別な出費 |
お酒は娯楽、タバコは吸わないなどの理由でだいぶ削りました。また、電力自由化に伴い選択肢が広がったため、水道光熱費を分けて管理するようにしています。
各項目の毎月の支出については家計簿公開記事で紹介しています。
家計簿項目の決め方について
項目例を見たところで早速家計簿に使う項目を決めていきましょう。
決め方は以下の3通りの方法があります。
- 支出の多いものを分類していく
- お金の流れを把握したいものを分類していく
- どうしても分けたい項目は別途作る
順に解説していきます。
1.支出の多いものを分類していく
項目を分けるべきなのが「支出が大きいもの」の分類です。その支出は買う頻度が高いのか、単価が高いのかはそれぞれですが、支出が大きいものが他と混ざってしまうとややこしくなります。
例えば家電家具代を「その他」にまとめてしまっていると引っ越しのタイミングで「その他」がいきなり増えてしまい、あれ?ってなってしまいますよね。
そのためできるだけ支出が増えそうな項目は別項目として管理することをおすすめします。
2.お金の流れを把握したいものを分類していく
家計簿の目的はお金の流れを把握することです。
水道光熱費は10,000円以下だったら問題ないからまとめて管理する。
迷ったらすべて趣味娯楽費でいい。
上記のように考え方は人それぞれです。大事なのはどの単位でお金の流れを把握したいかです。
電力会社、ガス会社は変える気がないのに別々で管理する必要はないですよね。
自身の管理を効率化されるためにも「分けない」という考え方も必要なのです。
私も場合は、趣味娯楽費を削る気がなかったので細かくは分けていません。
3.どうしても分けたい項目は別途作る
米をよく食べるからどれくらい掛かってるのか知りたい!
お菓子類は見直すべきなので管理したい!
上記のように考えている方も多いでしょう。
そのため、先ほど挙げた項目をさらに細かく分ける場合もあります。
重要なのは家計簿を使って何を分析し、どう改善したいかなので、見直すべき項目はどんどん分けて自分なりの家計簿項目を作ってしましましょう。
初心者は細かく分ける必要はない!
家計簿初心者やシンプルな管理がしたい方は項目を増やすことでめんどくさくなり、途中でやめる原因にもなってしまいます。
そのため、今から家計簿で管理しようと思っている方は項目は増やしすぎない方がいいでしょう。
以下のようなシンプルな分類でも問題ありません。
項目 | 内容 |
固定費 | 家賃、水道光熱費、保険など |
食費 | 食費、外食、お菓子類 |
日用品 | 石鹸、シャンプー、トイレットペーパー等 |
雑費 | 上記以外の支出 |
分類が少ないほど入力が楽になるので、管理も非常にシンプルになります。
項目の決定についてはまず家計簿を付けてみてからでも遅くはありません。家計簿を付けることでどう見えてくるのかを知ることも重要なのです。
私も付けながらいろいろ項目は変えました。
ぜひ、自分に合った項目を見つけましょう!
以下記事では家計簿の付け方について記事を書いています。
初心者必見!家計簿で費用管理するおすすめ項目分けとは【一覧で解説】|まとめ
今回は家計簿の項目分けについて紹介しました。
- 支出の多いものを分類していく
- お金の流れを把握したいものを分類していく
- どうしても分けたい項目は別途作る
項目の分け方は人それぞれですが、最初から完璧な家計簿を作る必要はありません。目指すべきは無駄な支出がすぐに把握できる家計です。
ぜひ家計簿生活を充実したものにしてください!
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