- 簿記3級は独学で合格することが可能?
- 簿記3級は1ヶ月で可能?
そんな声にお応えします。
☑簿記の知識ゼロで社会人突入(IT企業就職)
☑経理システムを扱う部署に配属
☑必要に迫られ独学で簿記2級まで取得
社会人だけでなく大学生にも絶大な人気を誇る日商簿記の資格。
よく言われるのが
簿記3級なんて1ヶ月勉強したら余裕じゃね?
果たしてこれは本当のことなのでしょうか?
✔結論:余裕ではないが条件さえ揃えば1ヶ月で取得可能
そこで今回は簿記3級に独学1ヶ月で合格するために必要なことを細かく紹介していきます。
簿記3級の難易度は?
簿記3級は他の資格と比較して難易度はどれくらいなのでしょうか?
合格に必要な勉強時間は100時間以上
大学生に人気の資格を例に合格までに必要な勉強時間を以下にまとめました。
資格 | 勉強時間 |
---|---|
秘書検定2級 | 60時間以上 |
MOS | 50時間以上 |
FP3級 | 80時間以上 |
ITパスポート | 100時間以上 |
簿記3級 | 100時間以上 |
初学者を例にした勉強時間ですが、得意不得意があるためあくまで参考値です。
有名な資格が多い中で一番勉強時間を確保する必要があるんですね!
そのため、難易度は低いとは言えないでしょう。
軽く参考書を見ただけでは受からないのが簿記の3級です。
合格率は40%程度
簿記の合格率は平均で40%と言われています。
しかし、不合格の60%の中には未受験者が受験を辞退した人が25%も含まれています。
受験辞退した方の理由は「勉強が間に合わなかった」「団体受験で強制的に申し込んだため」などが挙げられます。
辞退者を除いたとしても合格率50%は決して高くはないでしょう。
以下記事では必要な勉強時間内でどんなスケジュールを立てれば合格することができるかを解説しています。
1か月の独学で合格するために必要なこと
では簿記3級は1ヶ月の独学で合格することはできるのでしょうか。
1ヶ月で合格するためには条件が必要です。
条件は以下の通りです。
順に解説します。
勉強時間の確保
簿記3級に合格するためには大体100時間の勉強が必要でしたね。
つまり、1ヶ月の勉強期間で合格するためには約100時間勉強時間を確保する必要があります。
どのような勉強時間のスケジュールを立てればいいのでしょうか。
以下に2つの例を紹介します。
平日にあまり時間が取れない方の場合ですね。
2つ目の例は平均して3~5時間は毎日確保することができる方の学習スケジュールになっています。
このように、1ヶ月で合格するためには密度の濃い勉強をする必要が出てくるのです。
基礎の早期習得
2つ目に必要な条件は「基礎の早期習得」です。
簿記は大きく以下3つの問題があります。
しかし、仕訳問題が分からないと他の問題は解けないと思っていいでしょう。
それほど仕訳問題は簿記を学習する上で基礎となります。
まずは仕訳問題を解きまくろう!
仕訳問題を如何に早くカバーできるかが1ヶ月合格に懸かっています。
以下記事では簿記をどのようなステップで学習すればいいのかを解説しています。
やる気
最後は根性論になってしまいますが、1ヶ月で合格する強い意志が必要になります。
簿記は20時間程度の勉強で合格できるような簡単な資格ではありません。
そのため
- 目標設定
- 学習スケジュール
- スケジュール通りに動く根気よさ
等を徹底する必要があります。
しかし、簿記3級は簿記学習の基礎のため勉強さえしたら絶対に合格が見込める資格です。
簿記2級はたまに受験者泣かせと言われる問題がありますが、簿記3級は基本ありません。
問題も応用はほとんどなく、基礎の暗記さえしていれば合格できます!
簿記3級を勉強するのにおすすめのテキストは以下記事で紹介しています。
簿記3級取得はモチベーションが上がる
簿記の取得は難易度が高いこともあり、取得するとモチベーションアップにつながります。
学生であれば就活でアピールすることができますし、社会人であれば業務に役立ちます。
私も業務に役立っています!
具体的な業務イメージとしては
等々、メリットは挙げればキリがありません。
簿記を取得していると視界が広がり、仕事に対するモチベーションも変わりますので、ぜひ挑戦してみてください!
もし、独学で勉強することが難しいのであればオンライン学習講座などもありますので検討してみてもいいかもしれませんね。
【簿記3級】一カ月の独学で合格することは難しい?【条件が揃えば可能】|まとめ
今回は簿記を独学1ヶ月で合格するために必要なことをまとめました。
簿記はお金に関する資格のため、数字が好きな方は比較的得意な印象を受けます。
とはいえ、勉強さえしたら誰でも合格することができる資格のため、1ヶ月に拘らずゆっくり勉強することをおすすめします。
この記事が少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
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